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やってみよう!レンガ積み

レンガの花壇を作ってみましょう。
写真のようにレンガを2段積んだ花壇です。

形はひょうたんを縦に半分に割ったような形にします。


その1:レンガ積みの下準備

(1)道具のご紹介

 レンガ積には下の写真のような道具を使います。

 簡単にご紹介しますと、写真上はセメントを練る箱、下左から金づち、水平器、水糸、タガネ、メジャー、コテ、目地ゴテ色々、ブラシ、ハケ、スポンジです。
  写真には写っていませんが、バケツとひしゃく、鉛筆、長めのまっすぐな板(水平をとる際使う)などもあればよいですが、全部揃える必要はありません。(実際全て使っていません)
  無ければ、代用できるものを利用して下さい。
レンガ積 道具
(2)花壇の大きさを決めます

施工前です。
レンガ花壇 施工前

花壇のだいたいのかたちを土に描いてみます。

今回は分かりやすく赤ペンキで描いています。

土に棒などで描いてみてもよいと思います。

花壇の大きさを描く

(3)レンガ積の高さを決めます。

まずレンガ積の高さを決めましょう。

現状の土の上にそのまま積むか、天端(レンガの一番上)の高さをこの高さにしたいなど、仕上がりをどんな高さにしたいか、この段階できちんと決めておきましょう。

今回は2段積みで、建物にくっつける感じの半割りひょうたん型ですので、建物基礎に1段目2段目の高さのしるしを付けていきます。

レンガ積みの高さを決める

また、レンガの天端は水平になったほうが、仕上がりがきれいです。

建物の水切りは水平ですので、これを利用し、基礎にくっつく2箇所の高さをとるのに、水切りから○○cmと測れば、水平が出しやすくなります。

花壇の端々を水平に、またこれから並べるレンガも水平になるように気をつけて積みましょう。

始まりと終わり部分は水切りから測ると水平が出しやすい

レンガの高さのことを少し解説します。

今回使うレンガ一個の高さは 7.6cm。
1段目と2段目の間につける目地は 1cm。

総高は 7.6cm×2+1.0cm=16.2cmになります。

1段目の下と上、2段目の下と上 それぞれのしるしをつけます。

レンガの大きさもいろいろとありますので、レンガを買ってきたらはじめに測ってみて下さい。

1段目・2段目のレンガがどこに来るのか・・・

(4)現状の土をおおまかに平らにしていきます

先ほどつけた1段目の下のしるしより、約5cmほど低くなるよう、土をならします。

現状の土が高いようでしたら、写真のように少々土をすき取ってください。

土を平らにすき取り

その2:レンガ積み工程

(0)材料

材料(延長3.3m、2段積みの場合) ※パサモルタル・ノロ・モルタル 全て作れる量です

 レンガ(230×110×76)--- 約30個
  セメント(20kg) ------- 2〜3袋
  砂 ------------------ 土のう袋に10個ほど
  水 ------------------ 適量

※パサモルタル・・・・・レンガ積みのベース(基礎・土台)となる部分
  ノロ・・・・・・・・・・・・・パサモルタルの上に塗り、レンガとパサモルタルをくっつける のり のようなもの。
  モルタル・・・・・・・・・レンガの目地や、1段目などのレンガの穴に詰める。

(1)レンガのベース(基礎)となるパサモルタルを作ります

パサモルタルはセメントと砂、水を混ぜて作ります。

セメント : 砂 の割合は、3 : 7

箱に入る量で作ってみて下さい。

水ははじめは少量入れるようにして、全て混ぜ合わせた後、握ってみて崩れない程度の硬さになるよう後から追加するようにしましょう。

右の写真は箱に砂と水適量を入れた状態です。

箱に砂と水を入れる

先ほどの砂と水の入った箱にセメントを入れます。

割合は セメント 3 : 砂 7 です。

セメントを加える
セメント、砂、水をよく混ぜます。

先ほども書きましたが、よく混ぜた状態で握ってみて、崩れない程度まで水を加えて下さい。
よく混ぜ足りなければ水を足す

(2)パサモルタルを置き、ベースを作ります

レンガを並べる位置に写真のようにパサモルタルを置いていきます。

パサモルタルを置きベースを作る

レンガの幅より少し太めになるよう、パサモルタルの幅と形を整えていきます。
仕上がりの断面は台形になるようにコテなどを使って整えます。

高さは5cm程度、はじめにつけた一段目の印より少しだけ高い位置まで盛るようにしてください。

パサモルタルの形を整える
大体の水平をこの時点でとっておくと、この後のレンガ積みの作業が楽になります。

板などに水平器をのせて水平をとりましょう。
ベースも水平に

(3)レンガ積み1段目の仮置き

パサモルタルの上にレンガを仮置きしていきます。

順番に並べてみて、端っこの部分が入らなかったり、曲線の部分がきれいにならないなどの不具合をここで確認します。

レンガの仮置き
1段目を仮置きしてみて、端っこのレンガが入らない場合は、カットします。

タガネと金づちを使い写真のようにカットします。
レンガの大きさをカット
1段目のレンガ仮置き終わり。
レンガ仮置き終了

(4)レンガ積み1段目

端っこからレンガを固定していきます。

パサモルタルの上にノロ(※)をかけます。
量は右下の写真のような感じで、レンガの幅位を目安にしてください。

ノロはベースのパサモルタルとレンガをくっつける、接着剤の役割をします。

※ノロの作り方
  セメントの粉と水を1:1で混ぜ、溶かします。
  右下のようなバケツに作って、ひしゃくなどですくってかけると楽です。

レンガ積1段目

ベースの上にノロをかける

ベースにノロをかけた状態

端っこからノロをつけたベースの上にレンガを並べていきます。


金づちを使いながら、はじめにつけたしるしの高さに合わせるように高さを調整します。

ノロを塗り、レンガを並べ、高さを調整する、の繰り返しです。

端から順番にレンガを固定
レンガが水平かどうか確かめながら、順番に並べていきます。

レンガの上に乗っているのが水平器です。
一方向だけでなく、角度を変えて何回か確かめ、水平がとれていないようなら調整しましょう。
水平器で水平を確かめる
いくつか並べ終わったら、写真のように少し長い木の板などを渡して、水平か確認してみます。

板を渡す部分を何度か変え、確かめましょう。
板を渡して水平を確かめる

(5)目地モルタル詰め

一通り終わったら、レンガの穴と、レンガとレンガの間(目地)にモルタル(※)を詰めていきます。


※モルタルの作り方

  パサモルタルにさらに水を加えます。

 硬めのヨーグルトくらいのどろどろ具合になるよう、水の量を調整します。

  ベース用のパサモルタルは、この後もう使うことはありませんので、 残っていれば水を加えてモルタルに作りかえてしまいましょう。

目地モルタル詰め

目地となるレンガとレンガのすき間、またレンガに穴が開いている場合はその部分にも、モルタルが下までしっかりと入るようにコテで押さえながら詰めていって下さい。

しっかりとモルタルを詰める
レンガとレンガの間や、基礎との間にもモルタルを詰めます。
レンガ目地

(6)レンガ積2段目

1段目の目地が2段目のレンガの中心に来るよう、2段目のレンガをのせていきます。

今回は端っこがちょうど半分の大きさになっていたので、2段目をカットする必要がありませんでしたが、必要であればカットしてください。

レンガ積み2段目仮置き

1段目の時に作ったモルタルを、1段目の上にのせていきます。
レンガの幅分しっかりとましょう。

はみ出た部分はあとできれいに拭き取りますので、この段階では少しはみ出ても、いびつでも構いません。

1段目にモルタルをのせる
1段目のレンガに1cmの厚さのモルタルがのったら、2段目を積んでいきます。

縦に入る目地が互い違いになるように、のせていきます。
レンガ2段目 目地が互い違いになるよう

(7)目地モルタル詰め

2段目の目地も詰めていきます。

細い部分はコテを使ってすき間にモルタルがしっかりと入るようにします。

2段目の目地もしっかり もうすぐ終わり

その3:仕上げ


モルタルがおおまかに詰まったら、目地を仕上げていきます。

スポンジではみ出たモルタルを、おおまかに拭き取っていきます。

写真は素手でやっていますが、肌の弱い人は手が荒れる場合もあるのでゴム手袋や軍手をした方がよいでしょう。

仕上げ スポンジではみ出たモルタルを拭う

ハケはスポンジでふき取れないところを仕上げる際使うと便利です。

モルタルのはみ出た部分は固まる前に取り除き、きれいに仕上げましょう。

細かい部分ははけで

レンガ2段積みの完成!

レンガ積花壇の完成!

その4:花壇の土入れ

さらに土を入れて・・・

花壇に土を入れて

花壇の完成です!

花壇の完成!

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