
ディズニーリゾートの話
先日、1月17日に富山の国際会議場で元(株)オリエンタルランド専務取締役 山下尭氏のディズニーリゾートのお話がありました。
私は開園当初に1度行っただけですので、今の若者たちがディズニーに何度も足を運ぶ、その魅力は何なのかわかりませんでした。
でも、今回実際に開園前からディズニーに携わっていらした方のお話をお聞きして、よーく判りました。
とても魅力のある場所、夢の国、おとぎの国、現実を離れた別天地・・・・・
こんなにみんなが何回も行きたくなる場所作りには、沢山の努力がある事をつくづく感じ、感動をしました。
私たちもディズニーの「お客様へのサービスと感動の共有」の精神に近づけるように努力したいと思います。
私の聞いてきた話をまとめましたので、お時間のある方はどうぞ、続きをお読みください。
概 要
1.1980年に千葉の幕張に面積180ヘクタールで工事が始まる。
2.開園は1983年4月。
3.開園後入園者数…3億8千万人。すべての日本人が3回訪れたことになります。
4.従業員(キャストと呼びます)…25,000人(正社員1割・パート3割・学生6割)
5.今までの投資…1兆円(ディズニーシーだけで4,350億円、なんと大阪のUSJの2,5倍の総工費)
6.リピーター率…98%、10回来園 7割、20回来園 4割
7.キャストの内訳…オンステージ6割、バックステージ(裏方)4割
8.施設の製作…閉園後〜開園までの間に800人居るスタッフが作ります。彼らはすべて正社員。
閉園11時、真夜中に工事をする理由をお分かりになりますか?
ディズニーのお客様(ゲスト)には夢の国、非日常の世界を体験して頂く為に、日常の世界をお見せしないのがポリシーでもある訳です。
ディズニーリゾートは中に入ってしまうと外の世界がまったく見えませんよね。
その為なのです。
小さな子供たちが朝から晩までいても飽きない、車に乗って帰途に着いたとたん眠りに落ちる…小さな彼らにとっても夢の国であり、おとぎの国なのですね。
その為のディズニー側の心遣いは大変なものがあるようです。
キャストがいつも自然でにこやかな笑顔をしている、6割が学生である訳ですから教育も大変ではと思いますが、そうでもないようです。
なぜなら、キャスト自身が楽しんでいる、キャストとゲストが同じレベルで向き合える。
喜んでもらう為の努力はなみなみならないものがあるでしょうが、ゲストが主役のポリシーでキャストとゲストが喜びを共有出来る場所〜
それがディズニーリゾート。
ウオルト・ディズニーという人は映画製作者でしたので、2次元の世界を創っていたわけですが、彼は3次元の世界を創りたかった。3次元の世界でみんなに楽しんでもらいたかった。
それがディズニーリゾートです。
ディズニーのポリシー
○ハピネスの提供・心のふれあいと共感の共有・笑顔
お客様(ゲストと言います)が主役
○イマジネーションを拡大する世界
・それはゲストがdreams come true(夢作り)を実感できること。
・本物以上に本物らしさを実現すること。
○コミュニケーションが取り合える世界
・ゲストとキャストが夢を感じつつ心と心がつながる場所。
・人と人とが思いを共有できる場所。
○テーマ性・ルール性の尊重
・各エリアににテーマを持たせ、テーマによそのテーマを混ぜない。
それもまた、ゲストに夢を感じてもらい、非日常を感じてもらう為。
最後に・・・エンターテイメント・テーマパークとアミューズメントパークの違い
エンターテイメント・テーマパークは、入り口から入ってくる人に喜びと楽しみを与える、人間が主役。
それに対してアミューズメントパークはジェットコースター・観覧車・メリーゴーランド(三種の神器)などの機械が主役。
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/ ディズニーリゾートのHPへどうぞ。
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