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HOME > Greenglobeの仕事 > 造園・ガーデン > 平さんの植栽講座 第1回庭木植え込み講座 
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平さんの植栽講座

第1回 庭木植え込み講座

今回はシンボルツリーに最適なシャラノキ(株立ち・高さ2.5m)を植えていきます。
シャラノキは6〜7月にツバキのような白いきれいなお花が咲く落葉樹です。


樹木の植え方は様々ですが、今回は一般の方の植えやすいようにご紹介しています。

 その1:土をつくりましょう

@まず初めに土づくりから

 花壇にはあらかじめ庭土(山砂)が入っています。
 山砂だけでは栄養分がほとんど無いので、まず土の改良を行います。

 今回はAの写真の活性堆肥(バーク堆肥)を使い混ぜていきます。

花壇に山砂

A活性堆肥です

 今回使うのは"万葉バーク"という商品名の活性堆肥です。

 富山県認定のリサイクル製品、日本環境協会認定のエコマーク商品です。

 みなさんもリサイクル製品を使いましょう。

活性堆肥 バーク堆肥
B土と堆肥を混ぜていきます

 根鉢(※)より一回り大きな穴を掘りながら、土と堆肥を混ぜていきます(堆肥は3割程度)。

 樹木を穴に入れた時、根鉢が深く埋まりすぎないよう、深さに注意しながら掘りましょう。

 最後に堆肥を穴の底に少し入れ、底の土と混ぜます。

堆肥と土を混ぜます

※根鉢とは?
  植物を掘り出した際、根と根の周りについてくる土の部分のこと。
根鉢
底にも堆肥を
   

 その2:木を植えましょう

@樹木の前と後ろを探しましょう

 樹木には育ってきた環境によって前と後ろがあります。

 葉や枝は太陽の方向に向かって伸びますので、 木の周りを回って、葉が自分のほうを向いて美しく見える場所を正面に向けて植えましょう。

 今回は玄関前の花壇なので、道路側を正面にして植えます。
<前>葉がこちらを向いています。
<後ろ>前と比べると枝が見えています。
木の前
木の後ろ
   
A木を置いてみます
 
 樹木の正面に気をつけて先ほど掘った穴においてみます。

 根鉢の上に少し土がかぶるくらいの高さになるよう、高さを調節します。
 あまり深いと根腐れをおこし木が弱ってしまうことがあります。
(下の写真のような感じが目安です)
木をおきます
木の深さはこの程度
   

B7分目まで土をかぶせていきます

 堆肥を混ぜた土を根鉢と掘った穴のすき間に入れ、土をかぶせてていきます。
 
 下の写真のような木の棒や、スコップなどで突き固めながら、すき間の無いように埋めていきます。

 すき間を無くすのは、この後根っこが出やすいようにするためです。

土を被せます
突き棒ですき間のないように
突き棒ですき間のないように
7分目ほど埋まった状態
7分目ほど埋まった状態
   
C水を流し入れ土の高さを調整します

 7分目ほど根鉢が埋まったら、水と土を流し入れながら、さらにスコップなどですき間のないように突き固め、土が根鉢の上に少し被るくらいの高さに調整します。
水を流しいれます
   
D水鉢を作ります

 土の高さが決まったら、水鉢を作ります。

 木の回りに水たまりをつくる感じです。

 水鉢をつくるのはしっかりと根っこに水が届くような水やりをしやすくする為です。
水鉢を作ります

 写真のように土を寄せてドーナツ状の水鉢をつくっていきます。

 スコップや手などで水を入れたとき崩れることのないよう、しっかり固めるように作りましょう。

 出来上がったら最後に根鉢に水をたっぷりと入れれば完成です。

 水やりは植えた直後や夏場は、朝晩1日2回しっかりと。
 他の季節は土を触って乾いていればたっぷりやって下さい。
 葉っぱからも水を吸収しますのでシャワーのようにかけてやります。

水鉢出来上がり
水鉢出来上がり
水をたっぷり入れます
根鉢に水をたっぷりと入れて完成
葉っぱにも水やり
葉っぱにも水をやります
 
※この先、その3(剪定)・その4(支柱)はもし難しいようでしたら、最悪省いても構いません。
  もちろんやった方が樹木の為です。

  夏に植える場合、蒸散を抑える効果がありますので剪定することをおすすめします。
  風が強い時は倒れる危険性がありますので、支柱も立ててあげて下さい。
 

 その3:剪定をしましょう

 植えたばかりの木が、早く土まで根っこを張って育っていけるように、少し剪定をしてやるとよいでしょう。根っこへの負担が少なくなります。  
 
 剪定は少しコツがいりますので、また別の機会に詳しく解説します(すみません)。

<剪定前>

<剪定後>
剪定前 全景
剪定後 全景
剪定前 部分
剪定後 部分
   

 その4:支柱をたてましょう

 植えた後、風が吹くなどすると、土と根鉢の間にすき間ができてしまいます。
 根っこがしっかり張るまで、支柱を立て、木が動かないようにしてあげましょう。

 今回は株立ちということもあり、八ッ掛支柱をしました。

 準備するものは、竹を3本と、シュロ縄、針金、とんかち、のこぎり(あれば竹切り用)、はさみ、ペンチ等です。

竹三本
針金・ペンチ・シュロ縄
   
@竹を配置します

  今回八ッ掛け支柱にしますので下図の位置に竹を差していきます。

 まず木に合わせながらのこぎりなどで長さを調節していきます。
 竹は土に埋めることを考慮し、右の写真くらいの長さがよいでしょう。
 
竹配置図
長さを決めます

 木のてっぺんから少し下がった位置で、三本の竹が交差するように、斜めに土にさしていきます。

竹を配置
3本差した状態
   
A竹を固定していきます

  長さを調節した際出た切れ端を利用して、先ほどさした3本の竹を固定していきます。

 長い竹と切れ端の2本が交差するよう土にさします。

 次に2つを針金でしっかりと結びます。
 その上からさらにシュロ縄で結びます。
切れ端を利用して固定
針金で結びます
シュロ縄で結びます
   
B支柱の竹と樹木をつなぎます

 枝と支柱の竹をシュロ縄でつなぎます。

 まず竹が3本が交差している上の部分は竹のみをつなぎます。

 あとは3本の竹それぞれと、樹木の枝が交差する場所を見つけて、それぞれつないでいきます。
(赤丸のところが結んである所です)

 

竹と樹木を結びます
C完成!
完成!
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